最近の映画は凄い

こんにちは、毎度おなじみ怠け癖のついている遠雷です。

昨日珍しく母が気を利かせて映画に行ったんですが

最近のＣＧ技術の凄さにビックリさせられてしまいました。

もう、映像が実写じゃないのかと疑うほどの出来で

最初の方、馬鹿な遠雷は騙されておりました。

でも、やはり作り物は本物には程遠く、

動き方が不自然な点・物の色合いが鮮やか過ぎる点等で

なんとなく実写っぽくないなと思いました。

それでも技術の進歩を肌で感じさせられる体験でした。

ちなみに、昨日見た映画はベオウルフというフルＣＧ映画です。

でも中身はバリバリＲ15のグロテスクシーン連発の作品で

なんでＲ15指定しないのかと思いましたよ。

（一緒に見に行った弟は北野武監督の座等市よりもグロかったとの事）

しかし、時代設定やその地域設定とかには感心しました。

ノルマン人が使用していたカイト・シールドという凧に似た盾が出ていたり、

その時の神信仰がやがてキリスト教信仰に移り変わっていく様子が

現実感をあらわしているように思えました。

ただ、惜しいと思うのはラストがよく分からない感じで終わってしまい

とても残念に思います。

確かに、映画としての内容はベオウルフの人生を描いていますが

彼に降りかかった災厄の原因は彼が死んだ後どうなったのか？

という疑問が残ってしまい不完全燃焼を起こしていると思います。

う～ん…舞台設定の資料集が出たら買いたいが、

もう一度見たいかといわれたら見たくはない一品でした。